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うずらのQ&A

Q うずら卵は健康に良いのですか?
Q うずら卵の殻を簡単に剥くには?
Q うずら卵の剥き方は?
Q うずら卵も割る事が出来るのですか?
Q 茹でると卵黄が黒くなったのですが?
Q 鶏卵より黒くなりやすいのでは
Q 卵黄に黒い点が見えるのですが?
Q 殻の表面が粉をふいたような卵がありましたが?
Q 鮮度はどのようにわかりますか?
Q うずら卵には何故柄がついているのですか?
Q うずらの歴史は?
Q 何故うずらは豊橋で多く生産されているのですか?


Q うずら卵は健康に良いのですか?
A 卵には良質のたんぱく質が含まれ消化吸収が良い為、完全栄養食品と言われています。
またうずら卵は鶏卵に比べビタミンB1・B2・B12を多く含み、かつ鉄分も多く含みます
B12に関しては鶏卵の5〜6倍の栄養素が含まれています。
B12は葉酸との働きで赤血球を作ります よって貧血に良いとされています
また 記憶力・集中力にも良いと言われています
B1・B2は鶏卵の2倍ありストレス・疲れに効くと言われています
鉄分が豊富に含まれていて ほうれん草の1.5倍あります(鶏卵の1.7倍)

Q うずら卵の殻を簡単に剥くには?
A 新鮮な卵の方が剥きづらい事があります。
新鮮な卵ほど卵中に含まれる炭酸ガスの量が多く 加熱により膨張するので殻が剥きにくくなります。
すぐに冷水につけると内膜と卵殻の間に薄い空間が出来るため剥けやすくなります。

Q うずら卵の剥き方は?
A @水の状態から沸騰して5分茹でて下さい
A一度冷水につけて下さい。
B卵殻にヒビを入れて下さい(鍋蓋をして振る 又は 机などでゴロゴロ転がす)。
C鈍端(太い所)をつねるように剥くと簡単に剥けます。

Q うずら卵も割る事が出来るのですか?
A 卵には殻の内側に薄い膜(内卵殻膜)があります。
うずら卵の内膜は鶏卵の内膜に比べ2倍の厚さがあります。
また外の殻(卵殻)は鶏卵の3分の2の厚さしかありません。
また、鶏卵は粘土質の卵殻に対し、うずら卵は球の結合体によってできているため、 割りづらいと言われます。
1. 鈍端(太い所)から1/3部分を軽くへこまします。
2. へこんだ部分に親指の爪先をあて内膜ごとつまみ剥ぎます。
3. 上蓋がとれたように卵殻を剥ぐ事が出来ます。

Q 茹でると卵黄が黒くなったのですが?
A 卵白に含まれているアミノ酸が加熱により分解され硫化水素になります。
卵黄に含まれる鉄分が硫化水素と反応し硫化鉄(黒色)になります。
また高温で熱しすぎたり 長時間熱すると黒くなりやすいです。
茹でた後すぐに冷やすと硫化水素が殻の方へ移動し黒くなりにくいです。

Q 鶏卵より黒くなりやすいのでは
A うずら卵と鶏卵では卵黄・卵白の比率が違います。
うずら卵=卵黄:卵白=43.3:56.7  鶏卵=卵黄:卵白=36:64
よって卵白分が少ないうずら卵は卵黄が透けて見えやすい。よって上記現象がおきやすい。
しかし、卵黄が濃厚で、コクがありとても美味しいです。

Q 卵黄に黒い点が見えるのですが?
A それは胚盤です、生では白っぽく、茹でると黒い点として見えることがあります。

Q 殻の表面が粉をふいたような卵がありましたが?
A 粉をふいた様な卵はカルシウムが付着していて、うずら卵では卵殻が強く良い卵です。

Q 鮮度はどのようにわかりますか?
A 割卵して頂き 卵黄が盛り上がっているほど新鮮です。

Q うずら卵には何故柄がついているのですか?
A うずら卵は外敵から卵を守るために柄がついていると言われています。
同じ鶉からはほぼ同じ柄の鶉卵が出てきます。

Q うずらの歴史は?
うずらと人類の関係はかなり古く、紀元前3000年頃古代エジプトのファラオ王朝時代では野生のうずらを捕獲している情景が壁画として彫刻されていたり、旧約聖書やギリシャ神話などにも登場したりもしています。
日本においても万葉集などで歌われたり、平安時代にはうずらの調理方法が書物として残されたりもしています。
戦国時代には、うずらの鳴き声が「御吉兆(ゴキッチョー)」と聞こえる所から出陣の際に鳴かせる縁起の良い鳥として飼われた事があったそうです。
江戸時代にはうずらの声の大きさを競わせる「鳴き合わせ」「鶉合わせ」が流行。うずらの飼育専門書も出版されています。
産業用に飼育されたのは明治中期、飼育管理や繁殖方法が開発され一時は200万羽にも増加したのですが、第二次世界大戦でストップ。
本格的な養鶉が始まったのは大戦後の昭和20年頃のこと。
今では全国で600万羽弱のうずらが飼養され、中でも豊橋はその約6割強を占めています。

Q 何故うずらは豊橋で多く生産されているのですか?
A 関東で鶉の研究をしていた業者から豊橋の鈴木氏(鈴経商店)が譲り受け飼育し始め、そこから豊橋に広がりました。
また卵は夏場に腐りやすいという難点を近くに加工メーカーが出来たためさらに増え始めたと聞いています。